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件名「ご利用のApple IDが、iPhone?6上でiCloudへのサインインに使用されました。」のメールが届く
件名が「ご利用のApple IDが、iPhone?6上でiCloudへのサインインに使用されました。」のメールが届いていて焦りました。
自分はiPadを使っています(iCloudも使っています)が、iPhoneは持っていません。
つまりメールが本物であれば、ほぼ間違いなく不正ログインを受けたことになるので・・・
届いたメール
Apple ID・メールアドレスを確認
Apple IDとメールアドレスを確認したところ、こんなふうになっていました。
今回メールが届いたのは、「通知用メールアドレス」として登録してあるほうでした。
本物かスパムかを見分けるため参考にしたネットの書き込み
次のようなページを参考にしました。
■本物?偽物?「Apple IDがiCloudへのサインインに使用されました」のメール見分け方
本物っぽいと感じたポイント
今回届いたメールで、本物っぽく感じたポイントには以下があります。
差出人メールアドレス
メールのヘッダ情報を確認したところ、
FromもReturn-Pathも「noreply@email.apple.com」
のアドレスとなっていました。
このメアドは、アップルがこの手のメール配信時に正式に使っているもののようです。
配信先
メールが配信されてきたのが、Apple IDで「通知用メールアドレス」として登録しているアドレスでした。
偽メール(スパムメール)と判断
【根拠1】 名前が本名でなかった(ニックネームだった)
本物のメールだと、本文の最初に
自分の本名(Apple IDの登録者名)
が書かれているようです。
しかし、今回送られてきたメールはニックネーム的なものが記載されていました。
そのネーム。
何かに登録するときに使ったようなそうでないような・・・
それがわかれば漏洩元も推測できそうですが、はっきり覚えていないのが残念。
【根拠2】 Apple IDが違った
メール本文にApple IDが書かれていました。
これは本物メールでも記載があるようです。
しかし、書かれていたのは「通知用メールアドレス」(今回のメールが配信されてきたアドレス)でした。
【根拠3】 2ファクタ認証を設定済みだった
Apple IDを確認するときに気が付いたのですが、私は2ファクタ認証を設定してありました。
初めてのデバイスからiCloudにログインしようとするときには、登録済みデバイスに確認がくるはず。
それがなかったということは、iPhone6でのiCloudへのサインインってのは嘘なのでしょう。
こういうこともありますから、2ファクタ認証の設定ってやっておくとよさそうです。
2ファクタ認証を設定しているかどうかは、iPadやiPhoneでは
「設定」>「[ユーザ名]」>「パスワードとセキュリティ」
のところで確認ができますよ。
同じ時間に「iCloudへようこそ。」のメールも2通届いていた
ちなみにですが。
今回のメールが届いたのと同時刻に「iCloudへようこそ。」のメールも2通配信されていました。
これらもスパマーが送ってきたのでしょう。
ウザいってのもありますが、自分はなんか焦っちゃいました。
焦らせて半パニック状態にしてクリックさせる
って戦法なんですかね・・・