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今年のノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生。

先生の年収に関する記事が出ていました。

かつて公表されていた高額納税者名簿によれば、大村さんの'03年分の納税額は1億3,500万円で、山梨県の高額納税者第3位だ。当時の税制で計算すると、推定年収は3億6,500万円! しかも単年だけの一時的な収入ではないから、大村さんは、まさに山梨きっての大金持ちなのだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45883?page=3

う~む、すごい。

イベルメクチン(動物用)の売り上げはピーク時に年間1,000億円。
その特許料で、北里研究所にもたらされた金額は200億円とも250億円とも言われています。

そして、イベルメクチンは動物薬で充分に利益を上げており、人用はアフリカなどで無償供与され、多くの人を失明の恐怖から救っています。

この無償供与されたイベルメクチンの製造原価は2010年2月のときの記事で3,750億円となっています。

メルク社は、この無償供与したイベルメクチンの製造原価を3,750 億円と発表している。

https://sangakukan.jp/journal/journal_contents/2010/02/articles/1002-02-3/1002-02-3_article.html

これは、無償提供を承諾した大村先生もすごいけれど、メルク社もあっぱれですね。

企業PRという意味合いもあるみたいですけれど。

イベルメクチンは、オンコセルカ症、リンパ系フィラリア症の感染症に効果があり、毎年1回復用すれば症状が軽減し、年間3億人に無償提供しており、2020年代に撲滅できるとされている。製薬会社は薬の無償提供が企業PRにつながるとしており、アメリカは無償提供の企業に対し税制の優遇措置をとっており、企業は無償提供がよいと判断しているという。

http://datazoo.jp/w/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3/24368385

この製造原価をメルク社が負担しているのか、WHOなどから資金が出ているのかまではちょっと調べ切ることができませんでした。

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