NHKのBS世界のドキュメンタリー「みんなのための資本論」を再放送で見ました。
(2016年2月23日)
ビル・クリントン大統領時代に労働長官を務めた経済学者、ロバート・ライシュさんがカリフォルニア大学バークレー校で行った授業をもとに制作されたドキュメンタリー。
2013年にアメリカで制作されたもののよう。
その中で、iPhoneが売れると、実際にはどの国が儲かるのか(お金が流れるのか)というのをやっていました。
学生たちに答えさせる(手元のボタンを押してアンケートする)と、大半はアメリカという考えです。
7割の人がアメリカと答え、23%の人が中国と答えました。
だいたいの人はそう思いますよね。
ところが違うようなのです。
答えは
・
・
・
・
・
・
・
・
・
一番儲かるのは日本だとか。
●日本:34%
●ドイツ:17%
●韓国:13%
●アメリカ:6%
●中国:3.6%
●その他:27%
なんだそうです。
組み立てられるのは中国。
だけど、部品はいろいろな国から集まってきている、と。
日本がトップというのはちょっと驚きのデータですね。
「日本人はiPhoneが好きだけど、そはアメリカや中国を儲けさせてるだけではないか」なんて考えずにすっきり使っていけますね、これは。